一般住宅の屋根に遮熱塗料トップスシールを塗ってみました。
夏になると、2階が暑くていられない!そんなおうちはないでしょうか?
実はうちがそうだったのですが、屋根の遮熱塗料Toppsを塗ることで
驚くほど2階の温度が下がり、すぐに効果を体感できましたのでご紹介いたします。
うちは築40年の木造住居で、屋根は茶色のガルバリウム鋼板でした。
ガルバリウム鋼板は素材が軽く、防錆性が高いというメリットがあるのですが、
断熱性が低く、夏場は触れることができないぐらいの温度になってしまいます。
その熱が、そのまま2階の天井から部屋の中へ伝わってしまうため、
晴れている日は、2階への階段を登っていくと、
明らかに上からモアっと太陽の熱を感じてしまうほどでした。
夏場の昼は冷房をつけずに2階にいることはできず、
室温は40度にもなっていました。
屋根の塗装の様子をご紹介します。
まずは、ベランダからこのために購入したはしごで屋根に登ります。
購入した梯子
前の日に午後から始めようと考え登ろうとしたのですが、
屋根を触るとすでに屋根がかなり熱くなっていたため、
次の日の朝からはじめることにしました。
塗っている最中は写真を撮る余裕がなかったのですが
塗料を塗るローラーの柄に下記のような延長棒をつけて
はしごで上り下りする箇所が最後になるよう、
反対側の屋根の端から塗っていきました。
TRUSCO(トラスコ) 伸縮継ぎ柄 2メートル
Toppsは若干粘度があるので、防水塗料用のローラーをホームセンターで購入し使用しました。
屋根から落ちないように、端の部分から、
4/1程度を塗り、少し乾いてから2度塗りをしていくという方法で塗装しました。
足袋を履いていたのですが、一度、垂れてしまった塗料を踏んだことに気づかず、
右足がズルっと滑った時は若干パニックになりましたが、
すぐに腰を落とし、落ち着け、乾けば大丈夫だと言い聞かせ、乾くのを待ちました(笑)
その後は、塗料を踏まないように気をつけながら塗装を続けました。
かなり暑い日だったので、1時間作業して、
一旦部屋に戻り1時間ほど休憩して再度作業というように
熱中症にも気をつけながら作業しました。
最後のはしごを上り下りする部分を塗っているときには、
すでに昼過ぎで、塗っていない部分に立っていると
足袋の足裏から屋根の熱が伝わってきて熱いぐらいでした。
最後にはしごの上り下りする部分をはしごから塗って完成。
この時、手が届くところがすでに乾いていたので触ってみると、
まったく熱をもっておらず、Toppsを塗っている部分と塗っていない部分でこんなに熱さが違うのか!と本当に驚きました。
出来上がりはこのような感じです。
※塗装はDIYなので、荒さが目立ちますがご了承くださいませ(笑)
屋根を触ってすでに効果を実感はしていたのですが、なんとその日の午後から、
すでに2階が暑くなくなっていて、即効性にも驚きました。
2階は娘たちの部屋なのですが、娘たちも暑くなくなった!すごい!と驚いていました。
Toppsの効果は実験や資料などで、わかっているつもりだったのですが、実際に自分の家で体験してみると、その効果の高さに本当に驚きました。耐久性にも優れているので今後の冷房空調効率を考えると本当に施工してよかったなと思っています。
一般住宅の小さな屋根でこの効果なので、工場や倉庫、病院、介護施設などの大きな施設の屋根を施工した場合はもっと大きな省エネ効果が得られるのは間違いなさそうです。
以上、一般住宅の屋根に遮熱塗料トップスシールを塗ってみた!のレビュー記事でした。
ブライトン WEB担当 小野寺