ALC板外壁目地無し塗り壁

ゴールデンウィークも終わり、何となく調子が今ひとつという感じですが、外は緑が日一日と色濃くなって初夏の日差しになってきました。今月はALC板の下地にスタッコラーストを施工した現場の写真をご紹介いたします。

まずはALC7階建の両側面の壁をSANDのサンド仕上で塗っています。とてもお洒落なビルで、外壁は目地無しで一気に塗りました。内部のエレベーターホールは目地付きで同じようにサンドで仕上げてあります。また各階の部屋の柱も同色でサンド仕上になっています。外壁の下地には全面にグラスファイバーメッシュ90を使用しています。  
 
次はALC3階建てピンクの賃貸マンションです。SANDのウェーヴ仕上げで、小田急線の駅からも見える都心のマンションです。早々と入居希望者で埋まりました。こちらも下地のジョイントは潰してあり、樹脂モルを全面に塗って全面にグラスファイバーメッシュ90を入れてあります。

最後は自由が丘のエクセルシオールカフェです。黄色の部分は下地がALC板です。スタッコラーストのROLL/ロール仕上げ、特注色。ここも樹脂モルを全面に塗ってグラスファイバーメッシュ90を全面に使用しています。

このように、全面に樹脂モルを塗りその表面にグラスファイバーメッシュ90を全面に伏せこんでおくと、潰した目地が透けたり凹んだりするのを防いで、もちろんクラック防止にも効果を発揮します。以前は目地の部分だけにメッシュを入れていましたが、この方が仕上がりが綺麗でリスクが少ないようです。皆さんも是非参考にしては如何でしょうか。
セールスマネージャー  渡辺寿子